SGT Round2 FUJI 450km / Studie BMW M4 #7号車
SGT Round2 FUJI 450km / Studie BMW M4 #7号車
ドライバー
荒 聖治 選手
柳田 真孝 選手
今回のレースについて
連日雨の開幕戦と変わり、搬入日から晴天に恵まれた。エースドライバー荒聖治選手のパートナーは柳田真孝選手。開幕戦前に行われた富士スピードウェイで開催された公式テストでは、雨の中トップタイムを記録したStudieBMW M4に期待が高まる。
公式練習
9時5分から85分間の予定で開催された公式練習は荒選手からスタート。
2023年シーズンを前に開催された公式練習も含めて富士スピードウェイではドライでの走行チャンスに恵まれていない。そのためチームは公式練習とFCYテストの時間を使いタイヤとマシンのセッティングの確認を入念に行った。
公式練習後半は、柳田選手へ交代し、ロング走行も含めてマシンの確認を行った。
予選:11位
GT300クラス予選Q1はグループA/Bに分かれて実施。Studie BMW M4はBグループで出走した。
Q1を担当する荒選手は、アタックペースを作るため、ウェイティングの後、コースイン。入念にタイヤを温めアタック2周目で1‘36“282、3周目で1’36”270とタイムを縮めるが、Bグループ11番手でQ2進出は果たせなかった。
決勝:13位
前日の予選によりGT300クラス21番手からスタートするStudie BMW M4には柳田真孝選手が乗り込み、定刻の13時30分に静岡県警の車両に続いてパレードランへ向けてグリッドを離れた。
スタート直後から各所激しいバトルが繰り広げられるなか、上位車両の接触もあり、Studie BMW M4はオープニングラップで15番手にポジションアップ。2周目には14番手、3周目には11番手、6周目には10番手にポジションアップ。
GT500クラスに前を譲りながら10番手ポジションをキープ。10周目上位車両PITストップで8番手ポジションを走行。15周目にチームはStudie BMW M4をPITへ呼び込み、タイヤ交換、給油を行い再びコースへ送り出した。
フレッシュなタイヤでの走行と、他の車両のピットインもあり、22番手ポジションから25周目には19番手、30周目には11番手を走行。クラス全車両回目のピットストップを終えた34周目には8番手ポジションまで順位を上げた。
37周目にライバル車両に先行を許すとその後は我慢の展開で、40周目に10番手、45周目に13番手とポジションダウン。チームは47周目に2回目のピットストップの為マシンを呼び込んだ。
タイヤ交換、給油、ドライバー交代を行い、後半は荒選手にステアリングを託した。21番手ポジションでアウトラップを終えると、他車両のピットストップもあり18番手ポジションから55周目には17番手、66周目には14番手を走行。GT300クラス全車両が2回目のピットストップを終えた72周目には13番手までポジションアップ。78周目にライバル車両のトラブルがあり12番手になるが、89周目にライバル車両に先行を許し13番手でこのレースを終えた。
※FCY(フルコースイエロー):小規模なアクシデント時に提示。宣言後、全ポストで黄旗が振られると走行速度が 80km/h に規制され、追越し禁止。この間の PIT IN は禁止。