SGT Round3 SUZUKA 450km / Astemo NSX-GT #17号車
SGT Round3 SUZUKA 450km / Astemo NSX-GT #17号車
ドライバー
塚越 広大 選手
松下 信治 選手
今回のレースについて
2023 AUTOBACS SUPER GT第3戦『SUZUKA GT 450km RACE』が6月3・4日に開催された。
設営日の2日(金)は全国的に線状降水帯が発生し鈴鹿サーキットも暴風雨となり翌日以降の天候が心配されたが、幸い雨は上がり、晴天の下予選日を迎えることができた。
予選:7位
3日(土)は風が強いものの気持ち良い青空が広がり、フリー走行がスタートした。走り始めは調子が良さそうだったAstemo NSX-GTだったが、セッティングを詰めていくうちに想い通りの方向に進まず少し慌ただしくマシン調整していくこととなった。500クラス占有走行は塚越がアタックし、予選に期待をもてる6番手タイムとなった。
公式予選はQ1を塚越が担当し、セクター1、セクター2で全体ベストタイムを出し後半でわずかなミスがあったようだが素晴らしいアタック松下がセクター1で全体ベストタイムを出しマシンの好調さを感じ息をのみ見守るピット内だったが、ミスがあり残念ながら7位でQ2を終えた。その後ライバルの違反によりリザルトが変わり、決勝レースは7番グリッドからのスタートとなった。
決勝:9位
決勝日4日(日)は前日よりも蒸し暑く、日差しも強く感じる。
定刻の13時35分にフォーメーションラップがスタートした。スタートドライバーは松下。7位キープでオープニングラップを終える。7周目にストップ車両が発生しFCYが出され翌周にセーフティカーが導入となり12周目にリスタートがきられた。
Astemo NSX-GTは14周目に#39の背後につくも、なかなか攻略することができず#39のペースで周回を重ねることとなってしまう。19周目頃から1回目のピットインをするGT500クラスのマシンが出はじめ、ずっとオーバーテイクできなかった#39が22周目にピットインする。そこから松下はプッシュし29周目にAstemo NSX-GTはピットイン。
ドライバー交代も含めたフルサービスでピット作業を終え塚越は10位でコースに戻る。12位走行中だった40周目には前を走る#8を数周に渡りオーバーテイクを仕掛けるも攻略が難しく、チームは予定より早い45周目で2回目のピットインを決断する。ミスなくタイヤ交換、給油を済ませコースに戻り巻き返しを図ろうとしたが、59周目に目を覆いたくなるクラッシュが発生し、レースはそのまま赤旗終了となった。
Astemo REAL RACINGは9位で第3戦を終えた。