SGT Round5 SUZUKA 450km / Studie BMW M4 #7号車
SGT Round5 SUZUKA 450km / Studie BMW M4 #7号車
ドライバー
荒 聖治 選手
ブルーノ・スペングラー 選手
今回のレースについて
2023年シーズン折り返しの第5戦。舞台は、Rd.3で優勝を飾った鈴鹿サーキット。
エースドライバー荒聖治選手のパートナーは開幕戦で速さを魅せたBruno Spengler選手。
Studie BMW M4はポイントリーダーとしてサクセスウェイト搭載リミットの100kgを載せてこのレースを戦う。
公式練習
直前に行われていたF4の影響で、5分遅れの9時20分から85分間の予定で開催された公式練習は荒選手からスタート。
サクセスウェイトと新たに積み増しされたBOPの重量でRd.3から80kg重くなったStudie BMW M4のセッティングを行い、鈴鹿サーキット初走行のBruno Spengler選手へ交代した。
前日のコースウォーク時には自転車で走行したコースをStudieBMWM4で初走行。いつもはマシンのセッティングのため荒選手の走行に時間をかけるが、この公式練習では多くの時間をBruno Spengler選手に振り向けてコースの習熟度をあげていった。
予選:13位
[予選Q1/グループA]
GT300クラス予選Q1はグループA/Bに分かれて実施された。
10分遅れの15時20分にコースオープン。
Q1を担当する荒選手は、他の車両とのスペースをあけるためウェイティングの後コースイン。2周のウォームアップを経てLap4で1’59”662でその時点6番手タイムを計測。その後ライバルチームのタイムアップがあり、7番手で予選Q1を終えQ2進出を果たした。
[予選Q2]
予選Q2を担当するBruno Spengler選手もウェイティングの後コースイン。
荒選手同様2周のウォームアップを経てアタック開始。自身初めての予選アタックで荒選手に遜色のない1‘59“861を計測。翌周も更にアタックをするが、タイムアップが見込めなかったのでタイヤ温存のためピットへ戻った。ライバル車両のタイムアップもあり13番手で予選Q2を終えた。
決勝:16位
[Rd.5 決勝]
前日の予選により、GT300クラス13番手からスタートするStudie BMW M4には荒選手が乗り込み、定刻の14時45分に三重県警の車両に続いてパレードランへ向けてグリッドを離れた。
全車クリーンなスタートを切ると 7 号車Studie BMW M4は、13番手ポジションをキープしたまま走行を重ねた。
5周目に1回目のピットストップ。タイヤ交換、給油を行い18番手でコースへ戻った。 荒選手は、路面温度も高くサクセスウェイト搭載リミットの100kgを載せた状態にもかかわらず、一時は5番手ポジションを走行。車両ストップによるFCYにも崩される事なく安定した走行で35周目に8番手ポジションで Bruno Spengler 選手へステアリングを託した。
16番手ポジションでコースへ復帰。47周目には15番手へポジションアップした。Bruno Spengler 選手もFCYや急激な路面温度の低下等難しい状況下でもマシンをコントールし、ポジションをキープ。67周目にライバル車両に先行を許し16番手でこのレースを終えた。
Rd.5鈴鹿では、ポイント獲得には至らなかったが、シリーズランキング上位チームも高ポイント獲得しなかったため、荒選手はドライバーズランキング2位。チームランキングはトップを維持して次戦SUGOを迎える。