SGT Round6 SUGO GT 300km / Studie BMW M4 #7号車
SGT Round6 SUGO GT 300km / Studie BMW M4 #7号車
ドライバー
荒 聖治 選手
ブルーノ・スペングラー 選手
今回のレースについて
2023 年シーズンタイトル争いは、上位 5 チームが 10 ポイント差の激戦。上限の 100kgのサクセスウェイトを載せたチームが 4 台、トップは 2 台が並んでいる。
次戦はサクセスウェイト半減、最終戦は全車サクセスウェイトを無くして戦うため、ポイントリーダーで走行する Studie BMW M4 にとっても、フルウェイトで戦うこの一戦がシリーズ争いにも重要な戦いになる。
公式練習
9 時 15 分から 95 分間の予定で開催された公式練習は荒選手からスタート。
タイヤとマシンのセッティングの確認を行なっていたが、ステアリングにトラブルが発生。トラブルの影響でコースオフしたが、荒選手がピットまでマシンを戻しマシンの修復を行う。
赤旗の影響により 15 分遅れでスタートした FCY テストは、Bruno Spengler 選手が乗り込みコースへ向かったが、改善が必要なため、ピットへ戻り、更に修復を続けた。
予選:16位
[予選 Q1/グループ A]
GT300 クラス予選 Q1 はグループ A/B に分かれて実施。
予選直前に振り出した雨の影響でウェット宣言が出された。
公式練習中に出ていたトラブル修復を予選直前で終え、Q1 を担当する荒選手は、14 時 40 分のコースオープンに合わせてコースへ向かった。
2 周目に 1‘27“762 を計測。その後も全車アタックを続けるが、雨が上がり路面が乾いていく影響もありタイムが伸びていない。Studie BMW M4 も 2 周目で計測した 1’27”762 がベストタイム。予選 Q1A グループを 5 番手で Q1 を突破した。
[予選 Q2]
予選Q2を担当する Bruno Spengler 選手にとって初走行の SUGO。FCY テストで 1 周走行したのみで予選へ挑む。
Q2 が始まる頃には路面も乾き、ドライタイヤを装着。コースオープンに合わせてコースインすると、2 周目に 1‘23“901 でその時点 3 番手のタイムを計測。
その後、3 周目には 1’22”829、4 周目には 1‘22“829、5 周目には 1’19”909 とベストタイムを更新し続けたが、ライバル車両が更に速いペースで走行し、16 番手で予選を終えた。
決勝:13位
[Rd.6 決勝]
前日の予選により、GT300 クラス 16 番手からスタートする Studie BMW M4 には BrunoSpengler 選手が乗り込む。定刻の 13 時 30 分に宮城県警の車両に続いてパレードランへ向けてグリッドを離れた。
全車クリーンなスタートを切ると 7 号車 Studie BMW M4 は、16 番手ポジションをキープしたままオープニングラップを走行。10 周目に 15 番手にポジションアップ。24 周目にはGT500 クラスと接触があったが、走行への影響は少なく 14 番手ポジションをキープして走行を重ねた。
27 周目にルーティンのピットストップで荒選手へドライバー交代。20 番手ポジションでコース復帰。19 番手ポジションを走行している 34 周目にストレートの入口で GT500 クラスの車両がクラッシュ。SC 導入が宣言された。大きなクラッシュのため 36 周目に赤旗提示され、ストレートエンドで GT500 クラス、GT300 クラスに分かれて車両を停めた。
赤旗提示から 53 分後の 15 時 20 分に SC 先導でレース再開。Studie BMW M4 は、レースリスタート後の 41 周目も 19 番手ポジションをキープ。46 周目に上位チームのピットストップもあり 16 番手にポジションアップ。75 周目に 15 番手にポジションアップし、14 番手でチェッカーフラッグを受けた。
シリーズランキングは優勝した 52 号車にトップを譲り 2 番手。サクセスウェイトが半減される次戦オートポリスでは、シリーズランキングトップの奪還にも挑む。
※レース後に失格の車両が出たため順位の繰上りが発生、最終順位は13位となりました。