Fanatec GT World Challenge Asia Rd.3 Rd.4 SUZUKA / BMW M Team Studie #5号車 #50号車
Fanatec GT World Challenge Asia Rd.3 Rd.4 SUZUKA / BMW M Team Studie #5号車 #50号車
ドライバー
5号車 :山口 智英 選手 / 荒 聖治 選手
55号車:織戸 学 選手 / 加納 政樹 選手
今回のレースについて
シーズン開幕のFUJI 戦から一ヶ月。Rd.3、Rd.4 の舞台鈴鹿サーキットにはPLUS withBMW M Team Studie のM4GT3/5 号車、YZ RACING with BMW M Team Studie のM4GT4/50 号車が並んだ。
ドライバーラインナップは前戦に引き続き5 号車は山口選手/荒選手のコンビ。50 号車は織戸選手と加納選手のSGT ドライバー2 人が担当する。
予選
このレースの予選は土曜日に2 レース分を開催。土曜日の決勝スタートドライバーが担当するQ1 は50 号車M4GT4 が加納選手、5 号車M4GT3 は山口選手が担当した。
予選はクラス別にQ1.Q2 と続けて実施。GT4 クラスのQ1 は加納選手が終始TOP タイムを記録。ポジションを一度も譲ることなくTOP で予選を終え、レース1 のクラスポールポジションを決めた。
Q2 の織戸選手はアウトラップに続く計測1 周目からアタック開始し好タイムを記録。続く2 周目もタイム更新を果たしたが、ライバルに記録を更新され2 番手でこの予選を終えた。
続けて行われたGT3 クラス予選は、Q1 を山口選手が担当。PIT レーン出口オープンと同時にコース入りし、アタックスペースを作りながらタイヤウォームアップを行っていたが、コースオフ車両が発生。セッションは赤旗中断に。
車両回収後、残り9 分で予選が再開されたが、セッション再開後はアタックスペースを作ることが出来ずにアタックは不発。このQ1 を16番手で終えた。
Q2 は荒選手が担当。良いアタックスペースを作るため、若干のウェイティングを経てコースに向かった。
アウトラップに続く計測1 周目でウォームアップを行い、計測2 周目にアタック開始。前半を好タイムで走り抜けたが、コースオフ車両の発生で予選は赤旗中断に。
セッション再開後も再度アタックを行ったが、タイヤウォームアップの時間が足りずアタックは不発。この予選を15 番手で終えた。
決勝:RACE1
決勝は14:00 にスタート。15 番グリッドからスタートの5 号車M4GT3 山口選手がオープニングラップで10 番手へポジションを上げると、50 号車M4GT4 の加納選手も完璧なスタートでTOP ポジションをキープ。1 周目のコントロールラインを通過した。
しかし、直後にGT3 のコースオフ車両が発生。レース開始早々にセーフティーカーが導入された。
スタートから15 分。5 周目のコントロールラインを通過した後にレースが再開するも、直後に再びコースオフ車両が発生。車両回収の為にレースは赤旗中断となった。
車両の回収が完了しレースがリスタートしたのはルーティンのPIT ストップが義務づけられているPIT ウィンドの約7 分前。
赤旗中断前にポジションを落とした山口選手は、自力で17 番手までポジションを戻し、ルーティンのPIT へ向かった。
一方の50 号車加納選手のレースは盤石。5 号車のドライバーチェンジに続いてPIT に入り、織戸選手のドライブでコースに復帰した。
全車が規定のPIT を終えた時点の5 号車のポジションは20 番手。後半を担当した荒選手は徐々に順位を回復し12位でチェッカー。
50 号車織戸選手は、危なげ無いレース運びでクラスTOP を守りチェッカーを受けた。
決勝:RACE2
日曜日の鈴鹿サーキットは快晴。朝から30℃を超える暑さの下、M4GT3 の5 号車は15 番グリッドに、M4GT4 の50 号車はクラスの2 番グリッドに着いた。
レースは11:30 のフォーメーションラップからスタート。オープニングラップで荒選手の5号車はポジションダウン。20 番手で1 周目のコントロールラインを通過した。
織戸選手の50号車はポジションキープ。2 番手でコントロールラインを通過し3 周目にはTOP にポジションを上げた。
荒選手は4 周目に18 番手までポジションアップ。その後は5 号車、50 号車共に安定した走りで周回を重ね、規定のPIT ウィンド時間を迎えた。
このレースで先にPIT に入ったのは50 号車。昨日のTOP チェッカーにより課せられた15秒のサクセスペナルティを消化し、加納選手のドライブでコースに復帰した。
続いて5 号車もPIT IN。規定のPIT 時間内にNew タイヤへ交換し、山口選手ドライブで後半スティントに向かった。
全車規定のPIT を済ませたタイミングの5 号車のポジションは18 番手。50 号車はクラスTOP。山口選手はその後ライバルを次々とオーバーテイクし、最終的に10 番手までポジションアップ。
加納選手も盤石な走りでクラスTOP のまま周回を重ね、M4GT3/5 号車の山口選手が10 位完走、M4GT4/50 号車の加納選手はクラスTOP でこのレースを終えた。