SGT Round7 AUTOPOLIS GT 450Km / Syntium LMcorsa GR Supra GT #60号車|株式会社ペトロプランからのお知らせ

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レース結果

SGT Round7 AUTOPOLIS GT 450Km / Syntium LMcorsa GR Supra GT #60号車

SGT Round7 AUTOPOLIS GT 450Km / Syntium LMcorsa GR Supra GT #60号車

 ドライバー

吉本 大樹 選手
河野 駿佑 選手

今回のレースについて

 4月に岡山国際サーキットで開幕したAUTOBACS SUPER GT 2023 SERIESは、残り2戦となり終盤戦の佳境に入っている。今回の第7戦は九州で唯一の国際規格サーキットとなるオートポリスが舞台で、決勝レースの走行距離は同サーキットでは初となる450kmの長丁場で競われる。
 今シーズンは8戦のシリーズの中、5戦が450kmの決勝レースで争われ、通常の300kmよりも戦略やピットワークなどが勝敗をわける要素となってきた。正確なピット作業などがチームの持ち味となっているLMcorsaだが、今季は苦戦が続いている。前回のスポーツランドSUGO大会が終わった時点で入賞は3回で、獲得したのは8ポイントと本来のパフォーマンスを発揮できていない。
 オートポリスはGR Supra GTの前に使用していたLEXUS RC F GT3で優勝を飾ったこともあり、験の良いサーキットでもある。舗装が他のサーキットとは異なりタイヤへの攻撃性が高いとされるが、中高速コーナーの多いレイアウトはGR Supra GTとの相性も良いとされている。
 迎えた「AUTOPOLIS GT 450km RACE」は、10月14日(土)に公式練習と予選、15日(日)に決勝レースが実施される。

公式練習

 レースウィークの走り出しとなった公式練習は9時25分~11時10分の1時間45分に亘って行なわれた。Syntium LMcorsa GR Supra GTには第1ドライバーの吉本大樹選手が乗り込み、マシンのセットアップを確認していく。
 2周から5周を走行するとピットに入り細かくセットアップを調整していくが、路面コンディションと持ち込まれたタイヤの性能がマッチしていないのか想定するタイムがマークできない。そのため吉本選手の走行中に5回のピットインを行ない、マシンをアジャストしていった。公式練習が始まってから約1時間が経過した時点で、河野駿佑選手にバトンタッチ。
 河野選手はコースインから4周を走行すると再びピットに戻り、公式練習の最後に設けられているGT300クラスの専有走行に備えた。10分間の専有走行でも、路面コンディションと合わせることが難しく本来のパフォーマンスが発揮できない。それでも専有走行中にベストタイムとなる1分45秒847をマーク。結果として公式練習はGT300クラスの25台中19番手となった。
 公式練習の後にはFCY(フルコースイエロー)の訓練とサーキットサファリがそれぞれ20分間で実施され、河野選手が19周を走行し予選への準備を進めた。

予選:20位 

 事前の天気予報ではレースウィークは好天に恵まれるはずだったが、明け方には降雨がありサポートレースの予選は一部の路面が濡れていた。午前中も曇り空で気温は20℃に届かず、肌寒さを感じることとなった。
 公式練習では苦戦を強いられたために、予選に向けてチームは大幅にセットアップを変更する。狙いとしてはタイヤのグリップ性能を引き出し、タイムアップを図ることになる。
 今回の予選Q1もGT300クラスに出走する25台が2組に振り分けられ、上位8台ずつが予選Q2に進出しポールポジションを争った。LMcorsaはB組で予選Q1に挑み、Syntium LMcorsa GR Supra GTには吉本選手が乗り込んだ。アウトラップと計測1周目、2周目までの3周にわたってウォームアップを行なうと、3周目からアタックに入る。全セクターで自己ベストタイムをマークするが1分46秒169とタイムが伸びず、翌周もアタックを続けた。セクター2と3でタイムを更新すると1分44秒977までタイムアップする。公式練習よりも約1秒のタイムを果たしたものの、予選Q2に進出するためには0.5秒ほど足りず10位で予選Q1を終えた。
 結果的に予選は20位となり、明日の決勝レースは20番手グリッドから追い上げを図ることになる。450kmの長距離レースなので戦略の幅もあり、後方からのスタートとなるがポイント圏内を目指してチーム一丸で戦っていく。

決勝:20位

 予選日の14日は、明け方に降雨があり一日を通して曇天の空模様となった。SUPER GTは8月から9月に掛けて3戦が連続して開催され、どのレースも夏らしい気温と路面温度の中での戦いが繰り広げられた。それが、今回のオートポリスは山麓のサーキットということもあり気温は20℃に満たず、路面温度も前戦より20℃ほど低い状態。このコンディションを読み切り、いかにマシンをアジャストできるかが成績を残す鍵となった。
 決勝日の15日は前日のような降雨はなかったものの風が冷たく、日差しがない状態だと肌寒さを感じるコンディション。午前中には併催カテゴリーの決勝レースやピットウィークなどが催され、12時から決勝レース前のウォームアップ走行が始まる。予選では下位に沈んでしまったものの決勝レースに向けてセットアップを変更したことが功を奏して、20分間のウォームアップ走行ではGT300クラスの25台中8番手のタイムをマークし、決勝レースを迎えた。
 決勝レースは、予定通りの13時30分に大分県警の車両が先導するパレードラップによって幕が開いた。
 20番手からスタートしたSyntium LMcorsa GR Supra GTには、河野駿佑選手が乗り込み450km先のゴールを目指す。
 オープニングラップから1台をパスして19番手に浮上すると、5周目にはイレギュラーな戦略だがピットに戻りタイヤ交換と給油を行なった。今回のレースは規定によって2回の給油を伴うピットストップが義務付けられていて、最初のピットストップは5周目以降となっている。つまり、最短のタイミングで1回目のピットストップを終わらせたことになる。
 河野選手はライバル勢から離れた25番手でコースに復帰すると、クリアラップの中で8周目に1分46秒852の自己ベストタイムをマーク。Syntium LMcorsa GR Supra GTはコーナリングスピードの高さが長所で、ストレートスピードが速いGT3勢と走るとタイムをロスしてしまうことが多い。そのため単独で走ることによって好タイムで周回ができ、結果的にライバル勢を抜き去るという戦略を採った。12周目になるとGT300クラスのマシンが接触したためにFCY(フルコースイエロー)が導入される。このトラブルで後退したマシンがいたため、15周目には23番手にポジションを上げ周回を重ねていった。だが。20周を過ぎると路面のゴミがタイヤにくっ付いてしまう“ピックアップ”が発生し、想定以上にラップタイムが落ち込む。この状態が続くと大幅にタイムをロスするため、22周目に再びピットインしてタイヤ交換と給油を行なった。想定外のピットインにより順位を23番手まで落としてしまうが、長丁場のレースなので挽回のチャンスがないとは言い切れない。
 再びコースに戻った河野選手はタイヤの消耗も考えながら周回を重ねる。先行しているマシンが規定のピットインを消化したため徐々にポジションをあげていき、30周目には20番手、42周目には19番手、56周目には15番手に浮上。そして、58周目にチームは河野選手に3度目のピットインを指示した。
 チームは敏速な作業で4本のタイヤ交換と給油を行ない、吉本大樹選手がマシンに乗り込んだ。20番手でコースに復帰すると61周目に19番手、73周目に18番手までポジションを戻す。しかし、終盤になると河野選手のときと同様に“ピックアップ”で悩まされ、ラップタイムが大きく落ち込んでしまう。どうにかドライビングで対応しようとするが、77周目には2台にパスされてしまう。最後まで症状は改善することなく88周目に20位でチェッカーを受け、厳しい展開となったレースを終えた。

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