SGT Round1 OKAYAMA 300km / Syntium LMcorsa GR Supra GT #60号車|株式会社ペトロプランからのお知らせ

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レース結果

SGT Round1 OKAYAMA 300km / Syntium LMcorsa GR Supra GT #60号車

SGT Round1 OKAYAMA 300km / Syntium LMcorsa GR Supra GT #60号車

 ドライバー

吉本 大樹 選手
河野 駿佑 選手

 今回のレースについて

 1ヶ月前の3月16日-17日に岡山国際サーキットで実施された公式テストによって、シーズインしたSUPER GT 2024 SERIES。
 LMcorsaは2021年からGR Supra GTにマシンをスイッチして、今シーズンで4年目となる。昨シーズンはポイント圏内に入ったのが8戦中3戦と、マシンを移行してからもっとも厳しい1年となってしまった。そのため、オフシーズンにはマシンバランスの最適化や徹底したメンテナンスなど、マシンのポテンシャルをより引き上げるために多くの時間を費やした。
 今季からSUPER GTは多くのレギュレーションが変更され、変革のシーズンとなる。まずはレースウィークで使えるタイヤが、300kmの決勝レースではこれまでの5セットから4セットに削減。また予選から決勝レースのスタートまで1セットのタイヤで走行することが定められている。そして予選方式は、ふたりのドライバーのタイムが合算されることになり、今までよりタイヤへ求められる耐久性が高まり、依存度も上がっている。
 3月には2回の公式テストが設けられていて、新たな予選方法のトライアルも実施された。LMcoraは、岡山国際サーキットと富士スピードウェイでの公式テストでは好調さをみせ、今季への期待ができる内容となった。

 そして、待望の開幕戦「SUPER GT Round1 OKAYAMA GT 300km RACE」は、4月13日(土)に公式練習と予選、14日(日)に決勝レースが実施されるスケジュールとなっている。

 

 公式練習

 走り始めの公式練習は予定通りの9時30分にスタート。4月に入り一気に春らしい陽気が続いているが、このレースウィークはさらに暖かくなり、公式練習が始まる時点で気温は16℃、路面温度は28℃となっていた。設営日となった12日(金)にGR Supra GTの足まわりにトラブルが起きたが、夜までには修復され、公式練習の始めから無事に走行をスタートしている。まずは吉本大樹選手がマシンに乗り込み、タイヤの持ち込みの状況をチェック。複数回のピットインを繰り返してセットアップを調整すると、18周目に自己ベストタイムとなる1分27秒298をマークする。公式練習の開始から50分ほど経過したところで、吉本選手から河野駿佑選手へドライバーをチェンジ。引き続きマシンのセットアップを調整しつつ、決勝レースを見据えた走行も行なった。公式練習の結果は、吉本選手の記録がベストタイムとなり、GT300クラスの26台中14番手だった。

 予選:15位

 GT300クラスは、今まで通り予選Q1は2グループに分けられて競い、上位8台ずつが予選Q2のグループ1へ、予選Q1の9番手以降は予選Q2のグループ2へ振り分けられる。予選Q2グループ1のトップ(ポールポジション)から12番手まではタイム合算の通りとなるが、13番手から16番手は予選Q2グループ2の上位4台とタイムが比較され、合算した結果が良い方が上位となる。つまり、予選Q1でトップ8入りを逃しても、最高で13番手を得ることができることになる。
 予選Q1は吉本選手が担当する。コースインから3周をウォームアップに充てると、計測4周目からアタックを開始。公式練習のベストタイムを上回る1分26秒674をマークするが、ライバル勢もタイムを伸ばしていたため、翌周もアタックを続ける。セクター1ではタイムアップを果たすがセクター2ではベストタイムを更新できず、結果的には1分26秒858となった。ミスなく走ったものの、惜しくも9番手で上位8台に入れず、予選Q2はグループ2を走行することとなった。
 予選Q2は河野選手がステアリングを握り、計測3周目からアタックする。予選Q1で使用したタイヤながらも河野選手はアグレッシブな走りをみせ、計測4周目に1分27秒004をマーク。グループ2の3番手タイムとなり、合算したタイムによって26台中15番手となった。
 明日の決勝レースは15番手から追い上げることになるが、タイヤの使用本数などの制限によって、展開は読みづらい。LMcorsaの統率されたピットワークや長所のチーム力によって、ポイント圏内を目指す。

 

 決勝:12位

 決勝レース日の4月14日(日)も快晴となり早朝から多くのSUPER GTファンが岡山国際サーキットに集結し、午前中のピットウォークなどは観客でごった返していた。決勝レース前の最終チェックとなるウォームアップ走行は、12時にスタートする。気温24℃、路面温度44℃の中でウィームアップは始まり、吉本選手が5周、河野選手が8周の計13周を周回して、決勝レース前の事前チェックを終えた。
 決勝レースは予定通りの13時30分に、岡山県警の白バイが先導したパレードラップにより始まる。GT500クラスの15台、GT300クラスの26台の計41台は、隊列を整えて300km先のチェッカーに向けて走行をスタート。
 Syntium LMcorsa GR Supra GTには吉本選手が乗り込み、15番手から上位を目指した。しかし、オープニングラップにはGT500のマシンが接触するアクシデントが起き、6周目までセーフティカーランとなる。吉本選手は、1ポジション上げた14番手でリスタートすると、12周目には自己ベストタイムを更新して先行しているマシンとのギャップを縮めた。ただ、20周を超えるとフロントタイヤの摩耗が進み、後続のマシンとテールトゥノーズのバトルとなる。24周目には規定となっている給油作業とドライバー交換のために、ピットストップするマシンが出始まる。25周目には先行している複数のマシンがピットインしたため11番手、27周目には10番手まで順位を上げて、吉本選手もピットに戻った。
 チームは4本のタイヤ交換と給油、ドライバー交換を的確に行ない、後半のスティントを担当した河野選手をコースへ送り出す。21番手でコースに復帰すると先行するマシンとギャップがあったため、32周目、33周目に連続して自己ベストタイムを更新。

 35周目には15番手までポジションを戻していて、GT300クラスの中ではトップに近いラップタイムで周回を重ねていく。38周目には13番手まで順位を上げると、5番手から13番手まで8台のマシンが数珠つなぎで並び、白熱したバトルが繰り広げられた。
 ここまでハイペースで走行を続けていた河野選手だが、ライバルのGT3のバトルとなりGR Supraの長所が出にくくなってしまう。GR Supraはコーナリングスピードが速い反面、コーナーからの脱出やストレートスピードに劣る。GT3勢は車両にもよるが、GR Supraとは逆の特性を持つ。コーナーでGT3勢に押さえこまれると、加速区間では引き離されてしまう。8台の攻防が続く中でラップタイムが落ちていくと、後続車両も追いついてくる。12番手を走行していた50周目になると、GT300の全車が規定のピットストップを終える。ポイント圏内を巡る8台での拮抗したバトルは引き続き、河野選手はポジションをキープしていく。しかし、56周目には後方から追い上げてきた56号車のGT-Rに抜かれてしまう。63周目にはさらに6号車のフェラ-リにもパスされ、順位を下げる。残り10周を切ると先行していたマシンが接触した影響で12番手までポジションを戻すが、先行するマシンを攻略することはできず76周目に13位でチェッカーを受けた。しかし、正式結果では先行していた56号車にペナルティが与えられたため12位となるが、ポイントに届かず開幕戦を終えた。
 単独走行でのペースは良かったものの河野選手が走行した後半のスティントでは、ほとんどがGT3勢とのバトルとなった。特性の違いから集団でのバトルになると、加速に勝るGT3勢が有利となる。ポイント圏内がみえていただけに悔しい結果となったが、レース展開が味方すれば好結果を掴める可能性もあった。次戦は優勝経験がある富士スピードウェイが舞台なので、今戦の結果を踏まえて準備を進めていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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