SGT Round2 FUJI 3 Hours RACE / Studie BMW M4 #7号車
SGT Round2 FUJI 3 Hours RACE / Studie BMW M4 #7号車
ドライバー
荒 聖治 選手
ニクラス・クルッテン 選手
ブルーノ・スペングラー 選手
今回のレースについて
SUPER GT Rd.2は、ゴールデンウイークに開催されることもあり、注目度の高い富士スピードウェイ。
予選日前々日の5月1日にもゲート前には来場者が多くの列を作り、チームの入場を見守った。
SUPER GTで初の3時間レースは、荒聖治選手、Niklas Krütten(ニクラス・クルッテン)選手、Bruno Spengler(ブルーノ スペングラー)選手の3名で戦う。
シーズン前に開催された公式テストでは、雨の富士スピードウェイでトップタイムを計測していることもあり、3名での表彰台に期待が高まる。
公式練習
9 時 00分から85分間の予定で開催された公式練習は荒選手からスタート。
予選、決勝へ向けてタイヤとマシンセッティングの確認を行った。Bruno選手に交代し、引き続きタイヤとマシンのバランスを確認すると、Niklas選手へ交代。Niklas選手は決勝へ向けてのセッティングの確認を行なうと、そのままFCYテストも担当。引き続き行われたサーキットサファリは荒選手が担当した。
予選:9位
[予選 Q1/A組]
2024年シーズンは、予選方式が変更され、タイム合算方式が採用されている。
予選Q1A/Bの上位8台計16台のグループ1(Upper16)と、9位以下グループ2(Lower17)で全車2回走行し、Q1とQ2のタイムをプラスした合算タイムで競う。
Q2グループ1(Upper16)上位12台は順位決定。
Q2グループ1(Upper16)下位4台とQ2グループ2(Lower17)の上位4台で13~20位を決定。
Q2グループ2(Lower17)5位以下は予選21位以下を決定する。
Studie BMW M4はA組にて走行。
Q1を担当するBruno選手は、定刻の14:43にコースオープンすると、ピットレーン出口に近いチームから順番にコースイン。
タイヤを温めながら走行を重ね、Lap4 で 1‘36“525でその時点2番手タイムを計測。セッションタイムは残っていたが、タイヤ温存のためそのままPITへ戻った。
その後、ライバルチームのタイム更新があり、予選Q1Aグループを6番手で終えた。
予選Q1タイムにより、予選Q2はグループ1(Upper16)で出走する。
[予選 Q2/グループ1(Upper16)]
予選Q2 グループ1(Upper16)を担当するNiklas選手も定刻の15:36にコースイン。
入念にタイヤをあたため、Lap4 で 1’36”950を計測し、グループ1で11番手。Q1を走行したBruno選手との合算タイムで3‘13“475の9番手タイムでこのセッションを終えた。
決勝:11位
Rd.2はSUPER GT初めての3時間レース。前日の予選によりGT300クラス9番手からスタートする。
Studie BMW M4は定刻の13時30分に静岡県警の先導によるパレードラップへ向けてグリッドを離れた。
GT500クラス、GT300クラス共にアクシデントも無いクリーンなスタート。Studie BMW M4はグリッドのポジションの9番手を維持してオープニングラップを終えると、2周目に1つポジションを上げて8番手ポジション。その後は11号車のストップがありFCYが導入されたがペースを乱される事なく8番手ポジションをキープして走行を重ねた。23周目に9番手ポジションにポジションダウンすると、チームはマシンをピットに呼び込んだ。
24周目に荒選手にドライバー交代すると、アウトラップを終えた25周目に25番手ポジションでコースへ復帰。その後、上位車両のピットストップにより39周目までに12番手ポジション。41周目に56号車に先行を許し、13番手にダウンするも、全車1回目のピットストップを終えた45周目には9番手ポジション。47周目には後ろに迫る61号車に最終コーナーで先行を許してしまうが、荒選手はストレートで抜き返し9番手ポジションを守る。タイムの速い61号車を従えて走行していたが、13コーナーで先行を許してしまい10番手ポジション。その後はポジションをキープしたまま1時間13分を残した61周目に2回目のピットストップでNiklas選手にドライバー交代。
20番手でコースへ復帰。残り26分で全車2回目のピットストップを終えた時点でStudie BMW M4は11番手ポジション。夏を思わせる気温でタイヤトラブルを抱えるチームが多い中、Studie BMW M4は最後まで安定した走行で11番手でこのレースを終えた。