SGT Round8 MOTEGI GT 300km RACE / Studie BMW M4 #7号車
SGT Round8 MOTEGI GT 300km RACE / Studie BMW M4 #7号車
ドライバー
荒 聖治 選手
ニクラス・クルッテン 選手
今回のレースについて
SUPER GT Rd.5鈴鹿大会が12月に延期になったため、このRd.7AUTOPOLIS大会は実質7戦目。例年サクセスウェイトを降ろしノーウェイトで戦っているが、今年は半分搭載での開催で各チームの戦略にも注目が集まる。
300kmのこの大会は、荒聖治選手、Niklas Krütten(ニクラス・クルッテン)選手の2名で戦う。
公式練習
9 時 から75分間で開催を予定していた公式練習は、朝から降り続ける雨に翻弄された。
Studie BMW M4には荒選手が乗り込み、マシンのセッティングを確認した。
ただ、途中で天候が悪化。雨量の増加によるセッション中断、また再開後も走行中のマシンのコースオフが相次いだ。
引き続き行われたGT300クラス占有走行は6分遅れでスタートしたが、天候悪化により途中で終了。GT500クラスの占有走行はキャンセルになった。
予選:2位
ピットウォークの時には雨は一旦小康状態になり、GT300クラス予選Q1は予定時刻の14時にスタート。
この後、雨の影響が出る可能性も考えられるため、早い時間からアタックをする車両も多い。
Studie BMW M4には荒選手が乗り込みコースへ向かう。
Lap3で2‘00“903でその時点トップタイムを計測。更にアタックを続けLap4で2’00”193を計測。45号車のタイムアップによりその時点2番手。
雨量が増えたため14時13分に赤旗提示。
14時35分に残り時間10分で再開。
Studie BMW M4は、赤旗中に更なるタイムアップを狙いタイヤ交換を行ってアタック開始。ただ、雨量が多くタイム更新ならず、4番手タイムで上位グループの予選Q2に挑む。
予選Q2はもてぎ初走行のニクラス選手が担当。
オープニングラップからアタック準備をすすめ、Lap2から1‘58“706でその時点2番手タイムを計測。Lap3では1’58”179でその時点トップタイムを計測した。
その後31号車にトップタイムを譲ったものの、予選Q2を2番手で終えた。
明日の決勝は2024年シーズン初のフロントローから優勝を狙う。
決勝:5位
定刻の13時00分に栃木県警の先導によるパレードラップへ向けてグリッドを離れた。
GT500クラス、GT300クラス共にアクシデントが無いクリーンなスタート。Studie BMW M4のスタートを担当する荒選手は、上位接近したまま2番手ポジションをキープしてオープニングラップを終えた。
Lap5 ストレートで11号車がストップしFCY(フルコースイエロー)提示。Lap8FCY解除したが、直後に25号車がグラベル上でストップ。再度FCYが提示された。
2回目のFCYが解除されレースリスタート。上位は順位変動無く31号車に次ぐ2番手ポジションをキープして走行を重ねる。
ミニマムのピットストップが可能なレース1/3を過ぎるとピットが慌ただしく動き始める。Studie BMW M4は、Lap21でピットストップを行いニクラス選手へステアリングを託す。前を走る31号車も同一周でピットストップ。ピットストップを終えた車両のなかではトップを保ってコースへ戻っている。
Studie BMW M4は、ピットストップを終えて13番手ポジション。前を走る52号車の後ろにぴったりつけて前を狙う。
GT300クラス全車がピットストップを終えたLap27では、タイヤ無交換等の戦略の違いにより7番手ポジション。Lap27でプレッシャーをかけ続けていた52号車の前に出て、ついに6番手にポジションアップ。
トップ争いと(31-88-65号車)4番手争い(18-87号車)が接近してバトルするなか、Studie BMW M4はすぐ後ろの6番手をキープして走行を重ねる。
Lap48 GT500クラスと31号車が接触。88-65-18-87に次いで5番手ポジション。
そのままポジションをキープして走行しStudie BMW M4はクラス5番手でこのレースを終えた。