FANATEC GT WORLD CHALLENGE ASIA Powered by AWS SPORTSLAND SUGO / PLUS with BMW Team Studie #5号車
FANATEC GT WORLD CHALLENGE ASIA Powered by AWS SPORTSLAND SUGO / PLUS with BMW Team Studie #5号車
ドライバー
荒 聖治 選手
山口 智英 選手
今回のレースについて
前戦富士から約1ヶ月。PLUS with BMW Team Studieは、スポーツランドSUGOに集った。スーパー耐久への参戦を経て改めてワールドチャレンジアジアジャパンカップ仕様へとマシンを整え公式プラクティスを迎えた。
Rd.7・8の公式スケジュールスタートは金曜日。午前中に1.5時間の走行可能時間、午後には2時間の公式プラクティスセッションが予定された。午前のセッション中に赤旗による中断があり、午後のセッションは15分延長して実施された。このプラクティスでは、PIRELLIタイヤのセットアップを確認。合わせてこのタイヤとM4GT3のコンビネーションに対するブレーキのマッチング確認等、用意されたメニューを順調に消化して初日を終えた。
予選:2位
Race1のグリッドを決定する予選Q1は、大会規定により山口選手が担当。しっかりタイヤを温めアタックしたLap5は1:23.004で4番手。更にタイムを短縮しながらアタックを続けたが赤旗によりセッション中断。セッション再開後も走行を重ねたがLap5の1:23.004を上回ることはできず予選Q1を6番手で終えた。
Race2のグリッドを決定する予選Q2は、荒選手が担当しLap4で1:20.597のその時点トップタイムを計測。タイムも出ていたことからセッション時間を残し車両をPITへ戻した。その後ライバル車両にタイム更新があり、2番手で予選Q2を終えた。
Race 1:4位
予選終了後に降った雨で 一旦路面が濡れたが、決勝までにはほぼ乾いており全車ドライタイヤでスタート。予選Q1を担当した5号車山口選手が6番手グリッドについた。
オープニングラップでトップを走る車両のアクシデントで1ポジションアップの5番手でストレートを通過。翌週にはオープニングラップのアクシデントで接触した車両が4コーナーでストップした為、*SCが導入された。Lap8にレース再開。PLUS BMW M4は上位車両と変わらないタイムで走行を重ねた。近隣のPITのピットストップとタイミングをずらしてルーティンのピットストップを行い、荒選手へドライバー交代した。
全車規定のピットストップ完了時点で5番手を走行。前の車両より速いペースで走行を重ね、Lap22で1ポジションアップし4番手。後方の車両がすぐ後ろに迫るが、荒選手が抑え切り総合4番手、クラス3番手でチェッカーを受けた。
Race 2:2位
朝から青空が広がり8月らしい気候の下で行われたRace2。5号車PLUS BMW M4は荒選手が乗り込み予選結果により2番手グリッドについた。
スタート後に1つポジションを落とし3番手になるが、前の車両のすぐ後ろにつけ、ストレート入口で2番手ポジションに戻してコントロールラインを通過。Lap22に2台に先行を許し4番手。翌Lap23でルーティンのピットストップで山口選手にドライバー交代。タイヤ交換に時間がかかったが、全車ピットストップが完了したLap25には3番手を走行。Lap30には2番手を走る車両に迫る。Lap32で前を走る車両をオーバーテイクし2番手へポジションアップ。Lap37からは後ろを走る車両を抑えながらの走行を続けた。最終コーナーで車両ストップによるイエローフラッグが振られた状態でトップの車両がファイナルラップに入った。ファイナルラップで独走していたトップの車両がスローダウン。しかし我々も後方を走る車両に先行を許し2番手でチェッカーを受けた。
※SC(セーフティカー):安全な走行が確保されない場合に提示。追越禁止。