SGT Round2 FUJI 450km / Astemo NSX-GT #17号車
SGT Round2 FUJI 450km / Astemo NSX-GT #17号車
ドライバー
塚越 広大 選手
松下 信治 選手
今回のレースについて
ゴールデンウィーク恒例となっている富士スピードウェイでの大会「2023 AUTOBACS SUPER GT Round2 FUJIMAKI GROUP FUJI GT 450km RACE」が5月3・4日に開催された。
予選:6位
前大会の悪天候から一転し、雲一つない快晴で心地よい気候の中公式予選が行われた。
Q1は塚越広大が担当する。落ち着いたアタックで1’27.189のタイムを出し、見事6位でQ1を突破する。続くQ2は松下信治が担当する。松下も1周をうまくまとめるも、決勝レースは8番グリッドからのスタートとなった。
決勝:3位
決勝日も朝から大勢のファンの方々がサーキットに詰め掛けてくださり、場内は大変な賑わいをみせた。Astemo REAL RACINGのスタートドライバーは松下。スタート直後行き場を失い、前を走るライバルと軽く接触しながらポジションを2つ落としオープニングラップを10位で通過する。
7周目には#14をパスし9位となり、その後数周に渡り僅差の接近戦のなか、前を走る数台のライバルたちをパスできるタイミングを狙っていく。23周目よりGT500 クラスで1回目のピット作業に入るマシンが出てきて、34周目にはAstemo NSX-GTは前を走る2台より少し早いペースで3位を走行する。
Astemo NSX-GTは40周目に1回目のピットインをし、塚越にドライバー交代し、タイヤ交換、給油を済ませ10位でコースに復帰する。54周目にベストタイムを更新する中、55周目にはGT500クラス2回目のピットインが動き始める。
Astemo NSX-GTは76周目にルーティンの2回目のピットインを行いタイヤ交換、給油をミスなく行い塚越は7位でコースに戻る。88周目頃には非常に良いペースで塚越は快走し、前を走るライバル2台と1秒以内の距離でその時を狙っていく。
90周目1コーナーで#3をパスし5番手に、更に前を走る#8を攻略するタイミングを狙っていたが逆に#3に先行を許してしまう。残り9周。塚越は落ち着いて体制を整え直し、94周目に再び#3をパス、そして95周目には3位を走行していた車両にトラブルが発生しAstemo NSX-GTは4位まで浮上する。
あと一台抜けば表彰台獲得…。しかし前を走る#8も同じようなペースで走っておりなかなかパスすることができない。背後からは#14が迫ってくる。でも塚越もチーム一同も諦めなかった。98周目、数周に渡りバトルしていた#8がスロー走行となりAstemo NSX-GTは3位にポジションを上げる。そのまま塚越は背後からの猛追も守り切り、見事3位でチェッカーを受けた。