SGT Round8 MOTEGI GT 500km / Astemo NSX-GT #17号車
SGT Round8 MOTEGI GT 500km / Astemo NSX-GT #17号車
ドライバー
塚越 広大 選手
松下 信治 選手
今回のレースについて
前戦オートポリス大会で劇的な優勝を飾り、Astemo REAL RACINGはトップと4ポイント差のランキング3位で臨んだ最終戦もてぎ大会。
朝から秋らしい快晴に恵まれ、入場緩和によりサーキットには最終戦を待ちわびた大勢のファンの皆さんで溢れかえっている。
公式練習
9時35分より始まったフリー走行でマシンの感触を確かめながら両ドライバーがマシンセッティングを詰めていき、10分間の500クラス占有走行に松下が臨むもタイムは伸びず、予選に向けて不安が残ることとなった。
予選:10位
公式予選Q1は松下がステアリングを握る。2周のアタックで渾身の走りをするもQ1突破とはならず、決勝レースは10番グリッドからスタートすることとなった。
決勝:5位
決勝日も大勢のファンの方々がサーキットに来場され、サーキットは賑わいをみせていた。
予選結果を受け、チームはミーティングを重ね決勝レースで一つでもポジションを上げられるよう諦めることなく決勝日を迎えた。
定刻の13時よりフォーメーションラップがスタートし、63周の決勝レースが幕を開けた。
スタートドライバーは松下。闘志を燃やしながらも落ち着いたスタートを決め、オープニングラップでポジションを2つ上げ8位となり快進撃を試みる。8周目より300クラスのマシンとの混走が始まり、Astemo NSX-GTのタイヤも温まってきて#16を難なくパスし7位となる。翌周には#64をパスし6位で走行、さらに前を走る#3にペナルティが課せられ、#23はトラブルが発生し気づけばAstemo NSX-GT は10周目に4位となっていた。
その10周目に後方では多重クラッシュが発生しておりFCYが導入される。11周目、FCYからセーフティカー導入となったが、セーフティカー中にホームストレートでクラッシュが発生しマシン回収作業が終わった20周目にリスタートがきられた。前を走るライバルはランキング争いをしている#12。息をのむバトルが繰り返され、金石監督からは「落ち着けよ」と無線が飛ぶ。
22周目よりライバルたちがピットに入り始め、Astemo NSX-GTは24周目にピットインし、ミスなくピット作業、ドライバー交代を終え6位でコースに復帰する。
アウトラップから塚越は力強い走りを魅せ27周目にはベストタイムを更新しながら全車ピット作業が終わった38周目には4位を走行する。前を走るライバルを追いながらも背後には#3に迫られ、塚越はベテランらしい走りで何とか死守しようとするも51周目に先行を許してしまい5位となる。
チェッカーを受けるまで諦めることなく63周を走り切ったが、決勝レースは5位という結果で終えることとなった。
この結果により、シリーズランキングは4位で幕を閉じた。